レジンで立体作ってる人があんまりいなかったので公開しておく。
3Dプリンタで出力させた型を使い、レジン成形をしました。
左が3Dプリンタ品、右がレジン品です。
モデルはフォロワーのオリジナルキャラクターゼリーラビット。
まず3Dcadで設計します
3Dプリンタで試作してokだったら、そのデータを元に型を設計します。
目、鼻、尻尾、模様は後で描くので抜きます。
耳は別型にして後でくっつけます。
見づらいけど本体の型。
下が空いています。
ひっくり返した状態でレジンを流し込みます。
少しずつ入れて固めながらがいいかな。
もちろん色が違うところは先に入れて固めます。
置く用&硬化時に熱くなるので持ち手用に周りの部分も必須。
本体型はPLAで作ったけど、熱で歪んでたので可能ならABSのがいいかも。
小さい二つは耳用。
固まったら型を壊して剥がす。
左から、周囲だけ外した、下だけ外した途中経過、全部外したところ。
上にある白いやつが外した型の残骸。
あんまり気持ちよく剥がれないから結構大変。
モデルと型が密着してるからモデルに傷がつかないように神経使うからめっちゃ疲れる。
外したらヤスリとコンパウンドを粗い順にかける。
画像はヤスリだけかけた状態。
3Dプリンタの積層痕を消すのは無理そうだったので途中で妥協。
今回は多少柔らかくしたかったからパジコ 太陽の雫 ソフトタイプを使用したんだけど、それのせいで削りにくかった?
次回ハードタイプで試してみよう。
耳を追加のレジンでくっつけ、目、鼻、尻尾、模様を描いて完成。
工程を箇条書きすると、
3Dモデリング→型設計→印刷→レジン成形→磨き→組み立て→装飾追加
いずれ光造形でレジンフルカラーできる3Dプリンタが出てきたら完全に用なしになる技術なんだけど、家で全行程をできるのはちょっと楽しい。
書いてないノウハウは山ほどあるんだけど、まぁ自分でやって試してみてくれ。